2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧
ハマダイEtelis coruscans Valenciennes, 1862は、通称「尾長鯛 オナガダイ」と呼ばれる大型の深海性魚類です。タイという名前がありますがタイ科ではなく、フエダイ科の魚。 南方に多い種類で深海はえ縄や釣りなどによって漁獲されます。市場では高級魚とし…
沖縄には赤・黄色・ピンク・緑・紫とカラフルな魚が多く生息しているのですが、市場に並ぶ魚もカラフルです。ハマダイの赤、ヒブダイの黄色、アオブダイ・ハゲブダイ属の緑、そしてアオダイの青・・・。アオダイの青は本当に食用魚?というくらいに濃いブル…
この間の採集の際には久しぶりの魚が採集できました。 シマヨシノボリRhinogobius nagoyae Jordan and Seale, 1906で、お久しぶりです。 シマヨシノボリは、河川の中・下流域で見られる魚です。平野の河川では少ないそうですが、採集した河川ではたくさん見…
昨日はキハダの幼魚「キメジ」の刺身でした。全長50cmで、1匹1800円。ピンク色で美しい刺身ができました。味のほうもかなり美味いです。1800円では安いくらいですが、それでも結構高い、とお思いの方もおりましょう、私もいつもこんなのばかり食っているわけ…
ネズッポ科の魚は世界中の熱帯・亜熱帯域に生息していますが、似たものも多く、同定が難しいものです。今回のフィリピン産ネズッポ科魚類も、未同定です。 この個体は、フィリピン・レイテ島のタクロバン市場で採集された個体です。同地には大きなマーケット…
今日は用事をすませた後、河川まで来てみました。 我が家の近くの川はおおくが護岸されていたりしていて、魚の姿を見かけることはほとんどありません。今日は車でやや遠い場所で採集を行いました。 最初に網に入った魚はヌマチチブでしたが、結構デカイ。悩…
中野はいい天気です。
今回ご紹介するのはダツStrongylura anastomella (Valenciennes, 1846)で。ダツ目ダツ科ダツ属ダツ。ダツ目はダツ科・サンマ科・トビウオ科などからなるグループで、ダツ科魚類は長いくちばしが特徴的です。 写真は口を閉じているためわからないですが、口に…
カナドLepidotrigla guentheri Hilgendorf, 1879はホウボウ科、カナガシラ属の底生魚。カナドの大きな特徴は、背鰭第2棘がほかの棘よりも長く伸びることです。体色はほかのカナガシラ同様赤みを帯びた色彩で、本種の場合体側に太い帯が出る場合があります。 …
イソギンポの仲間はハゼやネズッポの仲間同様底物などとよばれますが、意外とよく泳ぐものです。カエルウオやヤエヤマギンポなども時としてすばやく軽快な泳ぎを見せます。
気がつくと長いことブログの更新をさぼっていました、一週間何も書いていないのは何カ月ぶりでしょう・・・? ネタもだいぶたまってきたので出していこうと思います。ギンダラ科のアブラボウズErilepis zonifer (Lockington, 1880)です。 このアブラボウズ…
カレイのから揚げはとても美味しく我が家でもよくつくります。しかし、今回のカレイのから揚げは、いつも食べるカレイとは違うのです。 今日のカレイは、北海道の「クロガレイ」Pleuronectes obscurus Herzenstein, 1890! 日本では北海道近海にのみ分布す…