魚のぶろぐ

2006年5月28日~。はてなブログ移行は2025年4月28日~

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ハオコゼ

先週の釣りの話。 私は普段防波堤釣りへ行くときは靴下をはかないのですがそのために悲劇がおきてしまいました。 ハオコゼHypodytes rubripinnis (Temminck and Schlegel, 1843)は、ハオコゼ科の魚の仲間で珍しく、本州・四国・九州の広い地域に生息する普通…

ハナダイギンポ

水槽に新しいおともだちが加わりました。イソギンポ科のハナダイギンポEcsenius midas Starck, 1969です。昨日(6月28日購入)名古屋のラパスで購入。 ハナダイギンポは遊泳性が強く、中部太平洋に全身まっ黄色のものが分布するオウゴンニジギンポの仲間のよう…

マサバ

この間ちょっと遠めの防波堤に釣りに行ったときによく釣れたのがこの小サバ。 マサバScomber japonicus Houttuyn, 1782の幼魚です。 日本産のサバ属魚類はマサバと、ゴマサバの2種からなります。世界では4種ほどが知られ、マサバは日本の各地から西部太平洋…

イトヒキアジ

今日はやや遠い場所まで車で行きました。その港ではこんな素晴らしい光景が見られました。 イトヒキアジです。アジ科の魚で、2匹で表層を遊泳していました。 この時の釣りの魚はまた書きます。

アオモンギンポ

珍しいカエルウオの仲間を採集することができました。アオモンギンポEntomacrodus caudofasciatus (Regan, 1909)という種類です。 日本の本州中部以南太平洋岸や、日本海側西部ではいろいろなイソギンポ科・カエルウオ族魚類を見ることができます。アオモン…

新しいタンクメイト

水槽はあまり変わり映えしません。ウスコモンサンゴはやや減退しているものの、これは水質ではなくウミウシにやられたもの。ほかの魚やサンゴは、大丈夫。 最近は磯遊びにいって追加した生物はいくつかあるのですが、まだ紹介していなかった子が1匹。 黄色い…

ボウズハゼ

ボウズハゼは日本の、特にに太平洋側にそそぐ河川に多くみられるハゼです。写真やテレビの映像などで、岩をつたいのぼるハゼとして紹介されていることもあるのでご存知の方も多いでしょう。 ボウズハゼは基本的に岩に付着した藻類をはみます。河川の中~上流…

ニシシマドジョウ

この間淡水魚を採集。シマドジョウ種群を初めて採集しました。 スジシマドジョウ種群よりも、胸鰭の軟条が太くてカッコいいです。 従来の図鑑 (検索図鑑など) で、シマドジョウ種群とされていたのは、最近4つに分けられ、シマドジョウという和名も消滅しまし…

カワリハナダイ

毎日いろいろな魚を美味しくいただいていますが、それでも「初めて手にする」魚も多いのです。今回のカワリハナダイSymphysanodon katayamai Anderson, 1970も初めて手にした魚です。 「~」ハナダイといえば、スズキ目ハタ科魚類のいちグループのことを指す…

ミヤケヘビギンポ

写真の魚は普通のヘビギンポではありません。ミヤケヘビギンポEnneapterygius miyakensis Fricke, 1987と呼ばれる種類で、世界でも三宅島と八丈島の海にのみ、生息する種類です。 ヘビギンポの仲間は意外と種類が多く、和名がついているものは27種類いますが…

ユビワサンゴヤドカリ

先週末の土日はちょっと遠くまで採集に行っていました。その時に採集したのがこちら。 サンゴヤドカリの仲間の初採集種・ユビワサンゴヤドカリです。 ユビワサンゴヤドカリのすみかはサンゴ礁。西日本太平洋岸のかなり広い範囲でみられるようですが、私は四…