2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧
久々のニベ科の記事。4年ぶりくらいだろうか。有明海産のニベ科魚類であるコイチを入手。ニベ科・ニベ属の魚であり、本科の代表的なもののひとつといえるだろう。ニベ科の魚は中国~東南アジアの内湾にはたくさんの種がいるが、日本にはぜか種が少ない。10数…
ご無沙汰ぶろぐ更新。つい先日入手したかわいい魚のご紹介。スズキ目・ヒシダイ亜目・ヒシダイ科のヒシダイ。 ヒシダイは従来はマトウダイ目の独立した亜目に含められていたが、「日本産魚類検索」の第三版ではスズキ目の中に含められている。もっとも最近は…
なんだかんだと我が家にきて色々あったクマノミも5周年。当初からあまり大きくはなっていない。当初は全身が黒く腹部がオレンジという、メリハリのある美しい色彩であった。左に写っているのは黄色がきれいなイエローリップダムゼル。この子も来月に5周年を…
我が家で飼育しているサビウツボ。先月に我が家に来て5年がたった。 海水魚に限らず、長期飼育というのは色々とトラブルが起こることがある。この個体は2021年の冬に水槽の酸欠により死にかけたことや、水槽から飛び出そうになったりしたこともあった。こと…
我が家に新しいイットウダイ科・アカマツカサ属魚類がやってきた。ナミマツカサという種である。 ナミマツカサは以前このぶろぐでも紹介したことがある。全身の写真をこのぶろぐにアップしたのは昨年が初めてではあるが、実はここ何年かコンスタントに釣って…
もう11月も後半になってしまいました。 今年の海は肉食性の死滅回遊魚(死滅しないものもいるが・・・)が多かった。とくに目立つのはハタ科の種類の多さで、潜っていてもいつもはなかなか見かけないアカハタを多く見ることができたが、フエダイ科の魚も非常に…
先月末になりますが毎年恒例の四国遠征に。天候は3日間とも好天に恵まれ採集日和となりました。 いつもの潮だまり。タネギンポ、カエルウオ、シマギンポ、スジクモハゼなどの「いつメン」がお出迎えでした。潮だまりの「王」ことネズスズメダイやイチモンス…
いやー、寒いです。今朝は6℃だってさー。 さて、最近の図鑑サイトを見ていると、写真など画像の出典が書かれているサイトが多い。もちろん、この出典こそ、引用を満たすのに必須の条件ではあるが、逆に画像の全てに出典があると、萎えてしまうのもまた事実で…
今日は病院なので軽~く。昨日オニベラを紹介したが、今日もカミナリベラ属で。 こちらはベラ科・カミナリベラ属のカミナリベラ。属標準和名が「カミナリベラ属」となっていることからもわかるようにこの属の元祖的存在。雌は四国の浅い磯ではごくごく普通に…
明日の仕事が急遽お休みになったので、夜遅くですがぶろぐを更新。 先日採集してきたこのベラ。カミナリベラ属の一種で「アカオビベラ」ではないかとおもわれたのだが、採集して水槽にいれると腹部に黒い小さな斑点が見えた。これは同じカミナリベラ属のオニ…
この間は四国の方へ行ってきました。そこで入手した魚。サバ科・ハガツオ属のハガツオ。 ハガツオの体側の模様 ハガツオは名前に「カツオ」とあるが、種標準和名のカツオとはあまり似ていない。カツオよりも長い吻に、カツオよりも大きい顎歯が多数生える。…